About Us

 わたしたち “Kobijutsu Japan” は、”伝統的な着物を日常に”をミッションに掲げ、着物や着物の伝統を受け継いだ新たな商品を世界中の方々にご提案しております。

 

なぜ、“Kobijutsu Japan”を立ち上げたのか?


 それは、日本国内における着物の価値観を変えたい、と思ったことがきっかけです。
 世界では、COVID-19がようやく落ち着きを見せ、国をまたいだ移動が少しずつ戻ってきています。以前は日本にも多くの観光客が訪れ、2019年には過去最高の3,188万人を記録しています。外国の方からは、日本人は着物を着ているというイメージを持たれているかも知れませんが、日本に訪れてみると、着物を着ている人はほとんどいないことに気づかれると思います。
(忍者や芸者なども同じで、街中で目にすることはほとんどありません。)


 日本の歴史をさかのぼると、平安時代になってから現在のような着物が着られるようになったと言われています。その後、時代は変わっていき、鎖国をしていた江戸時代から明治時代に入ると、外国文化の影響を受け始め、着物から洋服の着用へと移り変わっていきます。


 現在の日本では、着物は結婚式などの儀式や公のパーティーなど、一部の特別な機会にのみ着用する伝統的な衣装となりました。
日常的に着る、いわゆる普段着として着物を着用している方は、限られたごく一部の方だけです。街中では、なかなか着物を来ている方を見かけることは難しくなりました。
(着物を着ている方はとても目立つので、その美しい佇まいがより強調されると、個人的には感じています。)


 これまで着物は、親から子へ、世代を超えて受け継がれることで、日本の文化が残ってきました。しかし、日常的に着物を着ることがない人にとっては、着物はまったく必要のないものです。そのままゴミとして処分されたり、着物の価値が正当に反映されていない、とても安い価格で売られたりしています。
 伝統的な着物文化は、今は必要とされなくなってしまった、と言えるかもしれません。
(結婚式などの特別な場には、そのためだけに着物を購入したり、レンタルしたりするのが一般的です。)
 

一度、着物を手にとってよく見てみてください。


 素晴らしい刺繍や染色によって描かれた美しい模様や、絹や木綿に創意工夫を加え、いろんな表情を見せてくれる生地の美しさに心を打たれることと思います。


 わたしたちは、そんな素晴らしい着物を、”日常で着る”という選択肢だけではなく、”日常に溶け込む形で、着物の素晴らしさを感じてほしい”という思いから、世界中の方々に、着物を取り入れた新たなライフスタイルのご提案をすることにしました。


是非、わたしたち “Kobijutsu Japan”と一緒に、”着物のある日常”を楽しみましょう!!


2023/03/31
Hajime Hashimoto
General Manager
“Kobijutsu Japan”

 

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【参考文献】